オーナーズニュース12月号

空室を利用した犯罪事例、その対策

近年、空き部屋を利用した犯罪行為が多発しています。今回のオーナ―ズニュースでは
通常のセキュリティー効果に加えて注目されている防犯対策についてご紹介します。

空室犯罪事例
空室物件で、荷物を受け取る手口で行われる犯行が近年多発。
その荷物とは、高齢者からだまし取った現金や、インターネット販売等で不正に購入した商品。不動産会社が内見をするように装い、荷物の配達時間に合わせ室内で受け取り、すぐに部屋から出ていくという手口の犯行が多いです。

空室は増加している!
空室は全国的に増えており、その52.4%が
賃貸用の住宅です。賃貸経営者にとって、
空き家犯罪は、物件価値の低下を招く重要な要因となる為、資産を守る側面としてもご所有
物件の防犯について考える必要があります。

犯行に使われやすい物件の特徴
・人目につきにくい物件   EX)死角が多い
  清掃員や、管理会社の出入りが少ない
・外付けの鍵ボックス(入室しやすい)
・空室が多い(不動産会社を装って入りやすい)
・物件が汚れている
 (入居者が通報しなさそうに思われる)
・宅配ボックスがある
 (荷物受けとる為に利用される可能性有り)

ポイント
設備等の充実により、未然に犯罪を防ぐ事は重要な要素です。
また、相続により取得した遠方の戸建てについては、
改めて売却を検討することも対策の1つです。